石油ストーブ?薪ストーブ?カセットガスストーブ?どれがいいの?

アウトドア

こんにちは、お小遣いキャンパーのポン太です。

今回は冬キャンに必須の暖房ギアに関して話していきたいと思います。

さて、ポン太家で使用している暖房ギアは3点!

  • カセットガスストーブ (センゴクアラジンストーブ)
  • 石油ストーブ (TOYOTOMI ギアミッション)
  • 薪ストーブ (Winnerwell Nomad View M/ウィンナーウェル ノマドビューMサイズ)

となっております。

これらを使用してみての使用感、積載性などを評価してみたいと思います。

注意

今回紹介する暖房ギアは、自己責任のもとテント内で使用した評価となります。

本来テント内で暖房機器の使用は推奨されておりません。一酸化炭素中毒や、火事などの重大な事故の原因ともなり得ます。

テント内で使用される場合は自己責任でお願いします。

スポンサーリンク

評価項目

評価項目は

  1. 積載性
  2. 燃費
  3. 暖かさ
  4. 燃料関係(燃料の入手しやすさなど)
  5. ロマン

これらを、5段階評価していきたいと思います!

前提条件として

  • 使用場所 長野県全域のキャンプ場
  • 使用テント コールマン スクリーンタープ400 or コクーン3
  • 使用時期 11月の高規格キャンプ場(気温 0度~8度程度)
  • 家族構成 大人2人 子供2人

これらの条件で、評価していきます。

カセットガスストーブ

我が家のカセットガスストーブはこちら

  1. 積載性   ★★★☆☆
  2. 燃費    ★★☆☆☆
  3. 暖かさ   ★★☆☆☆
  4. 燃料関係  ★★★★☆
  5. ロマン   ★★☆☆☆

積載性

本体はそこまで大きくありません。ちょっと大きめのコンテナボックスに入るかと思います。

高さは39cmとなります。

冬キャンではどうしても荷物が多くなる傾向かと思いますが、このストーブはそこまで積載に困りません。

燃費

燃料がカセットガスとなります。

正直燃費は悪いと思います。11月の寒い時期に使いましたが、1泊2日でカセットガス5本は使ったと思います。

火力を高く使用すると、燃焼時間はまさかの1時間半。

夕方から使いはじめて就寝まで、また翌朝撤収までに使用したら5本以上は使っていました。

また、天板で料理ができますが、炒めることには火力が足りない印象です。また、炒めるために火力をあげると、ガス缶の消費が増えます。

そういう料理より、時間をかけて蒸したり、保温などが適しているかと思います。

実際にセンゴクアラジンを使用して作ったパンがこちら

暖かさ

正直、11月の長野県では寒かったです。

テントの大きさなどにもよりますが、リビングを暖めようとすると高火力が必須となりますが、11月の気温には勝てませんでした。

9月の天気の悪い日や、10月のすこし寒くなってきた位のキャンプにピッタリかもしれません。

燃料関係

カセットガスは、コンビニ、100円ショップ、もちろんキャンプ場にも売っています。(売ってないキャンプ場もあります)

また、他の調理器具との併用も可能となります。比較的どこでも入手できるのが強みだと思います。

また、本数を持っていっても積載方法によっては邪魔になりません。

ただし上でも書きましたが、燃料を統一するとカセットガスだけで8本位必要になるかもしれません。

ロマン

ロマンはあまり感じ得ないかもしれません。

しかし、小さくてかわいいので、インスタ映えなどのSNS映えはすることでしょう。

小さな窓から見える青い炎はかわいいんですが、青いからか、視覚的に寒く思えます。(完全な個人的な意見です。)

石油ストーブ

我が家の石油ストーブはこちら

  1. 積載性   ★☆☆☆☆
  2. 燃費    ★★★☆☆
  3. 暖かさ   ★★★★★
  4. 燃料関係  ★★☆☆☆
  5. ロマン   ★★★☆☆

積載性

ただただ、でかい。

これに限ります。本当に大きいです。約60cmありますので、ギアボックスにいれる事はできません。

ケースは別売りですので、必要に合わせて購入してください。

ただでさえ荷物が多くなる冬キャンですので、積載には知恵が必要となります。

燃費

我が家の場合は、1泊2日で満タンから1/4位まで燃料が減りました。

10リットルの燃料を持ち込み、キャンプ場でストーブを満タン(6リットル)にしました。

高火力と中火力の時間が半分半分位で過ごしましたが、1泊2日もちました。

むしろ、途中で給油するかと思いましたが、そんなこともありませんでした。

暖かさ

これは文句なしに暖かいと思います。

高火力の時間帯では、私は半袖で過ごしていました。

11月に使用し、その時の外気温は2度でしたが、テント内は20度ほどありました。

燃料関係

燃料は灯油となります。

もちろんキャンプ場では売っていません。

なので、キャンプ場に行く途中や、自宅にある灯油を持っていくしかありません。

ストーブ本体に満タンにして行くという方もいらっしゃるようです。

我が家は、灯油が漏れた際の被害の方が大きいと判断し、本体はカラの状態にしてキャンプ場に向かっています。

ロマン

これは意見が別れるかも知れません。

ギアミッションはごつごつした感じがあり、個人的にはかっこよく好きです。

ただ、トヨトミにしかり、他のメーカーにはもっと可愛らしい石油ストーブがあるのも事実です。

ただし、石油ストーブの中でも火力が1位2位を争うのがギアミッションとなります。

薪ストーブ

我が家の所有する薪ストーブはこちら

  1. 積載性   ★★★★☆
  2. 燃費    ★★☆☆☆
  3. 暖かさ   ★★★★★
  4. 燃料関係  ★★★★☆
  5. ロマン   ★★★★★

積載性

これは、薪ストーブの種類にもよるかと思います。

しかし、ほとんどの薪ストーブは本体の中に煙突が収納できるかと思います。

なので、ギアボックス等に入れる場合は、本体のみの大きさに注目するとよいかと思います。

しかし、ここで見落としやすいのが

「煙突ガード」

煙突ガードは、熱で暑くなる煙突がテントに当たらないように保護するものです。

これはさすがに本体には収納できないため、別に収納する必要があります。

燃費

燃費は、使い方によります。燃費が悪くもなるし、良くもなります。

個人的には、悪いと思っております。

一晩使うのに、薪の束を2束〜使用します。焚き火もするとなると、3束は必要かと。

1束500円としても、1000~2000円しますね。

また、薪割りをしないといけないので、カセットガスや石油ストーブには無い労力もかかってきます。

暖かさ

これは文句なく暖かいです。

個人的には石油ストーブより暖かく感じていますが、外気温や使用テントの違いもあり、一概に薪ストーブの方がが暖かいとは言い切れません。

石油ストーブは燃料に水分を含むので、テント内が結露しやすいと言われておりますが、薪ストーブは水分が極端に低いので石油ストーブに比べて結露が少ないと言われております。

燃料関係

薪が燃料となりますが、キャンプ場にほぼ確実にで売っています。

積載で薪を積むスペースがなくても、現地調達できるのは強みだと思います。

ただ、キャンプ場では広葉樹・針葉樹と種類が選べなかったり、値段が高かったりしますので、積載やお財布との相談にもなりますね。

ロマン

今回紹介している3種類の中で、ぶっちぎりの1位です。

個人的にはロマンの塊だと思ております。

最近の薪ストーブは窓がついていますが、この窓がテント内でも焚き火気分を味わえたりします。

非日常が味わえる一番の道具でもあると思っております。

最後に

どうでしたか?

完全に一個人の意見となりますが、どれも使っていて楽しいですし、買ってよかったと思います。

秋・冬キャンプはハードルが高いと思われておりますが、一回経験してみると、とても楽しいのでおすすめです。

夏よりご飯が美味しく感じたり、たき火が面白かったり、夜空がきれいに感じます。

その他の秋冬キャンプに関する記事はこちらから

コメント

タイトルとURLをコピーしました