介護福祉士・介護職員の給与は上がる?

こんにちは、ポン太です。

さて、今回は先の選挙で少し話題になった看護師・介護職員・保育士の給与アップに関して、思うところを書かさせていただきたいと思います。

ポン太の職業は、「介護福祉士

このお話のど真ん中職種です。

注意

これから下の文は、完全に私ポン太の意見・推測となります。それを踏まえてお読みください。

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介護福祉士の給与

さて、今回の話の介護福祉士・介護職員の給与はいくらなんでしょうか?

今回は国家資格である、介護福祉士に関して書いていきます。

参考にしたサイトは平均年収.JP様となります。

さて、介護福祉士の平均年収は

330万円

すくなっ‼︎

中央値ではどうでしょうか?

383万円

すくない…

ちなみに、私の年収は上記を上回っております。

サイトでは年齢別年収も出ておりました。

最大値は50〜54歳の512万円

夢がないなぁ…

国家資格なのに…

介護福祉士の職場

介護福祉士は職場によっても給与が変わる場合があります。

大きく分けて

  • 入所系
  • 通所系
  • 訪問系
  • 病院系

の4つだと思われます。

入所系

ポン太はこの入所系に属しております。

いわゆる老人ホームですね。

その中でもいくつか種類がありますが、今回は話しが逸れるので別の機会に。

老人ホームといえば、そこに住んでいたり、そこが生活の拠点になっていることが多いので、24時間職員が必要となります。

早番・日勤・遅番・夜勤

が主な仕事時間となると思います。

そうなると、早番手当・夜勤手当というものが出てくる職場もあるでしょう。

重要な収入源となり、介護福祉士では1番給与が高い部類となると思われます。

通所系

続いて、通所系。

いわゆる、日帰り施設となります。朝迎えに来て、夕方にお家に帰ります。

その1日の中に、食事・リハビリ・運動・レク・排泄・入浴などの生活が詰まっていることが多いです。

上記の入所系とは違い、夜勤などがありません。手当がつかない場合もあります。

その代わり、毎日17〜18時に退社できたりすることが多いですね。

また、日曜日は休み、年末年始は休みなど比較的カレンダーに近い勤務ができると思います。

訪問系

その名の通り、相手のお家に伺い、食事の準備や入浴の準備等を行うことです。

1件あたりの時間は30分〜2時間など、その現場によって違ってきます。

こちらの場合も勤務時間は日勤での勤務のことが多いと思います。

人様のプライベートスペースに入ることが多いので、その分神経も使うでしょう。

病院系

病院内で働いている介護福祉士もいます。

食事・排泄・入浴などを病院内で行うことがメインの業務かと思われます。

ポン太は経験が無いのと、今回の給与の話で病院系は収入源が少し違うので、働いている人がいる、ということだけ知っておいてください。

収入源

さて、そんな私たち介護福祉士の給与の財源は何か知っていますか?それは…

介護保険

40歳以上の方は、給与明細をみて

「はぁ?」

と思われている方、いますよね?

そう、40歳以上から引かれている介護保険料が私たち介護福祉士の給与の財源となっております。

介護保険が収入源ではない施設もありますが、これも話し始めるとややこしくなるので、別の機会に…

介護保険

さて、40歳以上になると問答無用で天引きされる介護保険。

まだ、歴史が浅い制度ですね。

  • 1997年に国会で介護保険法が制定
  • 2000年10月から半額徴収
  • 2001年10月から全額徴収

全額徴収が始まってから20年しかたっていませんね。

この頃に生まれた子達が新卒として、介護福祉士として働いて来ています。

さて、みなさまから集められた介護保険料。しかし、介護保険の財源はこれだけではありません。

介護給付費の財源は、税収や国債などの政府や自治体の直接収入である公費と40歳以上の国民が納付する介護保険料で賄われ、その比率は50%ずつである

Wikipediaより

消費税や国債も財源となっております。

給与を上げるには

さて、今回岸田総理は給与を上げる!といってくれましたが…

実は、もう上がっているんです。

はぁ?

と思っている方もいると思います。

2009年から、介護職員処遇改善交付金なるものが交付されております。

月に約1,5万円ほど交付されておりました。

この制度は、現在も形や算定方法が変わったりしていますが、続いております。

しかし、問題点もあります。

国から支給された財源の分配方法は事業所に一任されております。

月々支払う方法や、ボーナス方式で一括支給など…

しかし、私が勤めいている法人は国が求める処遇改善以上の昇給率であるため、支給しなくても良い。

と言われ、私の懐には1円も入ってきておりません。

現在この制度は、とても簡単にいえば、条件を満たした事業所に対して交付されております。言い方が悪くなりますが、利用している方達に負担をしてもらうという条件もあります。

それを懸念して、条件を満たしていない施設もあるそうです。

どう上げる?

さて、やっと本題です。

介護福祉士の給与の財源は介護保険。

介護保険の財源は、国債や税収と40歳以上の方から徴収されている、介護保険料。

気づきました?

介護福祉士の給与を上げるためには、単純に考えると…

  • 国債発行か税率のアップ
  • 介護保険料のアップor超数年齢の引き下げ
  • 利用者の自己負担割合の増加

これらが至極簡単に、そして即効性があると考えられると思います。

介護福祉士からしたら、給与が上がるのはとても嬉しい。

しかし、単純に考えた方法はどれも喜ばしくない方法となります。

現役世代のほとんどの方は、介護保険なんて使わないのに、お金だけ取られる。

介護保険利用年齢の方からしたら、年金など収入から介護保険も引かれ、なおかつ自己負担分も払う。

岸田さんはどんな方法をとって、給与を上げてくれるんでしょうか?

これらは、予想・私の完全なる私見であり、必ずしもこの通りになるとは言えません。そこの所、ご了承ください。

最後に

私たち介護福祉士は給与が安いと言われておりますが、施設や法人、また都道府県によっても違いはあります。

しかし、一応は国家資格。

全国どこでも、職には困らないのが強みでもありますね。

AIが発達しようが、介護の仕事は無くならないと言われております。

今回の給与アップの公約は、介護をやりたい!と思えるくらい上がってほしいし、良い結果を出してほしいと思います。

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